精米HACCPとは

「HACCP」とは、食品の安全を確保するための管理手法です。
食品の安全を確保するための世界標準であるHACCP手法を精米製造に採り入れたものが「精米HACCP」です。
「精米HACCP」は精米に特化したHACCPであり、安心安全なお米を製造する上で必要不可欠な取組みです。

Hazard危害要因

Analysis分析

Critical重要

Control管理

Point

健康被害を起こす恐れのある要因を考え、防止に必要な設備や場所を徹底的に管理

精米HACCP
認定のメリット

01安全と品質を保証!

精米HACCP認定は審査会による客観的な評価であり、「食品としての安全が確保され、品質も確かな精米である」と認められた証でもあります。認定工場としての自信と誇りを持ち、安心安全な美味しいお米を製造しています。

02不具合が生じても迅速に対応!

日々、点検や清掃の記録を徹底しています。
そのため、万一不具合が生じた場合でも、迅速な対応・原因究明につながります。

03社員の意識が変わった!

認定を目指す中、会社の体制や衛生管理を大きく見直しました。
その結果、これまで以上に社員全員の“安心安全”への意識が高まり、HACCPに基づいた衛生管理やルール遵守が徹底されています。

当社の主な取組み

マネジメントレビュー

定期的に経営者を交えた見直しを行い、フードチェーン(農場から食卓まで)に問題がないかを検証します。必要に応じて改善改良を行います。

教育訓練

積極的に研修会への参加や社内勉強会を実施し、社員の資質向上、意識の向上、人材育成を図ります。

衛生管理

日々の清掃に加え、工場・倉庫は休業日を利用し、隅々まで清掃します。

品質管理

品質維持のため、品質の確認・検査は定められた基準に沿って判定します。

委員会

適切に運用できる体制を整えるため、精米HACCP委員会を設けています。定期会議では進捗状況の確認や見直しを行います。

技術者のご紹介

近年、食品に対する関心はますます高まり、食品である精米の品質についても知識・技術が必要不可欠となってきました。
弊社では、お客様により安心安全で美味しいお米をお届けできるよう、積極的に研修会への参加および資格取得に励んでいます。

精米検査技術者

品質に関する検査や管理等に必要な基礎知識を有すると認められる者に与えられる資格です。取得者全員が製造工程に携わり、培った知識と技術で、日々安心安全なお米を製造しています。

米飯食味評価士

食味試験方法やトレーニング方法を習得し、米飯(ごはん)の評価に妥当性・再現性を有すると認められる者に与えられる資格です。
検査機器によってお米の美味しさは数値化できますが、食べるのは機械ではありません。そのため、米飯食味評価士を中心に炊飯食味を実施し、商品の確認や研究開発を行っています。

農産物検査員

農産物検査を的確に行うために必要な知識および技能を有し、農産物検査に1年以上従事した経験を有する者、または農林水産大臣が指定する研修の課程を修了した者です。農産物検査員は、検査技術等の維持・向上に努めるため、定期的な研修を受講しております。